日本女子経営大学院での、マーケティングのレジュメ N3〜市場の立体感をテコに実戦的です
January 6, 2015
昨日、日本女子経営大学院での戦略オペレーション講座を紹介しながら、
マーケティング~事業戦略~オペレーション戦略を一気に俯瞰する感覚について
紹介しました。
では、素直にマーケティングからみたらどうなるのか、というメールをいただきましたので、
マーケティングから見て、事業戦略まで一気に俯瞰するという世界をご紹介しましょう。
以下、マーケティングの講座のレジュメからです。
【マーケティング ~ 受講生へのメッセージ】
人から学んだ理論は実地実戦では使えません。また知識、理論、枠組みなどまなんでも、学んだだけで終わっていて実際のマーケティングに活かせていないという状況におちいっている人がほとんどです。ではどうしたらいいのか? 鍵は3つあります。混沌とした現実から、死にものぐるいで自分で鍵を抽出していくこと、それこそ実地で使えるようになります。第2に、マーケティングとは結局は顧客に喜んでもらって収益を得ることですから、顧客の反応・市場の立体感をつかむこと。第3に、市場の立体感をつかんだら、あとは死にものぐるいでそれを戦略に結びつけること。これだけです。
【1】内容の骨子
経営は、戦略に立脚しますが、その戦略の根底をなすのは「市場戦略」です。なぜか? 二つの意味があります。一つはそもそも事業と企業は、顧客・市場に価値を提供することで存立しているということ。当たり前にも聞こえますが、とても重要です。二つには、「顧客・市場」のことを本当に理解すると、マーケティング全般だけでなく、事業戦略全般まで一気に本質的な気づきを得たり、構想してしまうことが可能となります(しかしこのことはほとんど認識も理解もされていません)。この講座では限られた時間内に拘わらず、このマーケティングの凄まじい実戦の世界について、ごく基礎から、戦略世界の全貌・最先端まで一気に垣間見てしまいます。しかもある種の「体感」すなわち「体験的理解」も踏まえて !
【3】ゴール
・知識としてでなく、外から与えられる思考の枠組みとしてでなく、顧客・市場の立体感と、マーケティング戦略の全貌について、自ら感覚と重要な鍵を掴んでいく
【4】講座から手に入れるもの / 期待成果
・顧客・市場の反応の立体感、というものの見方を掴む
・それを起点として、マーケティングの全貌を理解する
・さらに、その同じ起点から、投資の判断、R&D、ビジネスモデルの構想・変更などを含む、戦略の全貌に意識を馳せる
・M&Aとの関係についても意識を馳せる
【5】具体的な内容/90分の配分・流れなど
・参加者自らを被験者(マーケティングの対象)に見立てて、いくつかの事業について、顧客の反応の立体感を実験的に掴む演習を行う
・その結果、浮かび上がる「顧客の反応の立体感」から、製品戦略、プライシングの判断、ブランド戦略の効果の有無、その費用対効果の考え方、営業戦略への意味合い、などマーケティング戦略の全体空間を理解する
・関連するミニケース演習を行う ~ 市場の立体感と論理的な分析力で、マーケティング全体の判断を行うという演習
・以上の内容を、講師の著書と連動した内容で行うことで、事前・事後に著書を理解することと統合して、ごく基礎から応用実戦レベルまでの理解を目指す(したがって、講義の中では実体験的な実験と演習に重きを置く展開となる)
以上です。
【参加希望者は、...】
http://wis-japan.org
phone 03-5537-7555
事務局の鈴木さん(F)にお電話ください
また、男性の方は?!
直近の実戦シミュレーションプログラムがあります、お許しください。
(女性も可、こちらは時間が一泊二日、濃密です、ビジネススクールでは無理なほど、
大中小の研究事例を融合したプログラム展開で、一気に経営と戦略の全貌を掴みます。
また、思考と意識の向け方が非常に柔らかくなります。)