ファッション関係 映画 3 本 !

January 10, 2015

今日は、いつもと変わってファッション関係の話題に、といいたいのですが、
ご安心を。ファッションは表面だけで、その映画から得られるエネルギー、
ビジネスや人生に普遍的に当てはまりそうなエッセンスについて語ります。

【雑誌のVOGUE 〜 まずはとりとめのない前書きから】

今日はVOGUEが登場します。
う〜〜ん、いまから20年近く前になるかなあ、
なぜかニューヨークで VOGUE の関係者や、
ビューティプロダクトを開発しているデザイナー企業や、
新進気鋭のスタイリストの方々をインタビューしたりしていたことがあります。

VOGUE関係の写真を撮ることもあるカメラマンのスタジオ、それはSOHO
(=South Of Houston Avenue、つまりマンハッタン島では南の方)にあったのですが、
そういうスタジオを訪問したりしたことがありました。
天井むき出しの広めのスタジオ、
そこで撮影が行われる現場ときには、朝からおいしいコーヒーがでたり、
ブレイクにドーナツやサンドウィッチが出たり、
モデルもチームもリラックスして人生か仕事か楽しみながら撮影する、
そういう豊かさを垣間見た思いもしたことがあります。
本当はそれこそが真剣勝負だったのでしょうが。

(それがいまのうちのメインオフィスのコンセプトに影響しています、
ちょっと天井が高い、空間に余裕のあるスペース、
場所は都心から離れているのですが、SOHOほど離れてはいない)

まあ、仕事での新規事業の立ちあげに関しての調査検討の一環だったのですが、
当事も今もこちら(つまり私)のファッションセンスはかぎりなくゼロ。
そもそも興味も薄い。

とはいいながら、実は最近、ご〜く少しだけ興味は高まっています。
昨年秋、ある企業の靴のMDが、私のスーツ、ジャケットを見て、ある日、
これはシルエットがいいですね、と褒めてくれました。でも喜ぶまもなく、
返す刀で、3週間前にお会いしたときのは大きかったですね、とバッサリ。
そのフィードバックがあまりに的確でありまして、
その結果、過去3年間に作ったスーツとジャケット、買い換えたり、直しを入れたり〜 
大変な動きに入りました。
意外と人の意見を聴く? 素直??)

【本題に入ります〜映画 その1〜 プラダを着た悪魔】

こちらの uTubeで trailerをご覧ください。
プラダを着た悪魔。
https://www.youtube.com/watch?v=DQyTJHwLL7E

主演は、昨年レ・ミゼラブルでアカデミーとゴールデングローブの両方で主演女優賞を受賞した

アン・ハサウェイ、監督は セックス・アンド・ザ・シティ(これも本質はファッション映画という人が

どうやら通であるらしい〜念のため)のデイビッド・フランケル。
メリルストリープも登場します。

そのメリルストリープが、プラダを着た悪魔! つまり主人公なのですが、
映画はコメディですが、とても厳しい、demandingな上司。
雑誌 ランウェイ(=ファッションショーの舞台=というタイトル)の鬼編集長。
その厳しい要求につまづきながら、クリアしながら、ファッション界のことを学びながら
どんどん育っていくという感動物語の主人公が、
最初はどんくさかった アン・ハサウェイ演ずる主人公。

そのアン・ハサウェイが、レ・ミゼラブルまではコメディっぽい映画が多く
本人としては不満であったので、
レ・ミゼラブルに実に真剣にぶつかっていった、という話を何かで読み、
実在の女優が自分を性著させるパスに興味が湧き、
それがきっかけで以前の映画として見た経緯があったくらいで、
まあ、プラダを着た悪魔自体に、なんらかの価値を期待したわけでもない。

でも uTubeで、こちらの trailorぜひご覧ください(再掲)、
https://www.youtube.com/watch?v=DQyTJHwLL7E
おもしろそうでしょ?

映画の主人公だけでなく、アン/ハサウェイの真剣な生き方の一環に触れて、
よい影響がありそうな映画です。

(ちなみに、コメディというのは笑いがあり、ギリシャ喜劇と同じで人間の様々なバランスをとる
「薬効」があるくらいで価値が高いと、個人的には最近、思っているのですが)

ところが、ここから次の話に繋がっていきます、なんどその主人公にはモデルが実在していて、
それが VOGUEの現編集長、アナ・ウィンターであると。

【これはお勧め !〜映画 その2〜 映画 Septermber Issue、邦題は、ファッションが教えてくれること】

これはインディ映画です。
メジャーな映画ではない、
でもなぜか小川は惹かれて何度か見ています、iTunesでこの映画買ったし。

実在の VOGE編集長、こわい上司とされていますが、コメディ映画のプラダを着た悪魔より、
圧倒的にリーズナブル。
そのVOGUEという雑誌はすごいのだらしい、なにせ、その一年間のスタートともいうべき 9月号、
これがタイトルの Sebptember Issueですが、
その号は全米で最も売れる雑誌であるらしい。

この映画、そのVOGUEのその実に大切な9月号の撮影、取材、編集の様々な場面を
撮影・編集して作ったドキュメンタリー映画です。

主人公、要求水準が高く、常に前進しようとしていて、しかも独特のセンスで雑誌のコンテンツなど
びしばし切っていく。

理由は一言ふたことつけますが、自分の感覚でモデルを下ろし、写真作品をボツにし、
撮影し直しを指示し、チームは一晩でやりなおさなければならなくなったり、
急遽完成に向けての撮影など数日で入れてしまう。

チームメンバーの作品を見て、
「ものの見方が一つの方向からだけね、全部モデルが同じ方向、同じヘアスタイル、あなたと同じね」
とバサッと優しく切る(私には優しく切っているように見える)。
でも切られた部下は、カメラの前であるに拘わらず、緊張からか失望からか、失意からか、

ぷいと斜めを向いてしまったりする。

外部の著名なファッションデザイナーも、新しいセレクションについて、
もっと〜〜のはないの? などと質問の形式ではありますが、
内容的にはバッサリ切られる。アナ・ウィンターは、これはダメ、と思うと、目がすぐ横やななめ上などに

泳ぐので判りやすい。
一方、そのアナ・ウィンターが見いだした若手のデザイナーの作品は確かに洗練されていて、
やはりその選択審美眼は凄いなと、私など、素直に感じてしまって、静かに感動を覚えます、
映画を通してだけれども。

ファッションについて、人はナーバスになる、なぜならば、… 、とか、
ファッション is always looking ahead, not looking back.
など、コメントもかっこいい。
またその、事業と人生に対する姿勢に、優しく厳しい、何か価値を感じさせる。
ファッションはわからないけれど、その哲学と感覚には良い刺激を受ける気がする、
そういう映画です。

trailerは、以下。これを見てもかっこいいでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=nlS3vacK2Vg

【リーダーとスタッフの視点の違い???】

実は、一昨年、昨年と、ファッション関係の企業のプロジェクトを各種行いました。
一昨年の結果は昨年秋に出始めていて、「絶好調です」と経営者から報告を受けました
〜ほっと胸をなで下ろし。

そういう関係もあるから、このアナ・ウィンターの映画、見ておくように、iTuneで見れるから、
とうちのマネジャーに話して見てもらったのだけれども、

実は、本音は、鬼編集長(といわれながらリーズナブル、ハイセンス、経営力抜群)が
びしばし指示を出し、切っていく感覚に触れておいて欲しかったのですが、
はたして、映画はおもしろかったらしい、
でもスタッフが見いだしたのは私とは全く別の角度のエネルギーでした。

「どんどん切っていくんだけど、結局、ローマの取材撮影したカメラマンがいい加減で、
約束違反でコロッセウムの回りでの撮影をカットしたりして、
編集がなりたたなくなって、切られた部下が、「結局私の採用されたんじゃない」と
つぶやいたりしてたでしょ、

そもそもああいう風に無用に厳しく切らなくてもいいのです」などという。

そうだっけ? 私には見えなかった気づかなかった側面、
なるほど立場が違えば視点も違う。

へん、放っておけ、というんだ。
そういうことよりも、
この映画、どきどきわくわくする。

真剣。瞬間から未来を創り出すエネルギー。
幸せにつながるなにかそういうエネルギーを感じさせてくれる。
ファッションなんかどうでもいいと、つい最近まで思っていたけれど、
その業界にこういう編集長がいて、こういう刺激的なエネルギーを持つ映画ができるなら、
やはり社会によい影響を与えているのかもしれない(ごめんなさい)と思ってしまう。

【これはがっかり〜映画 その3〜 映画 CR、
  邦題は、マドモアゼル C 〜ファッションに魅せられたミューズ】

さて、昨年は、CR、邦題で マドモアゼル C という映画が出ました。
主人公は、VOGUE フランス語版の編集長、カリーヌ・ロワトフェルドが独立して
新たなファッション雑誌を創っていく、実話物語。
彼女のイニシャルが CRでしょ、
trailor は、https://www.youtube.com/watch?v=BOkvPXz-UNc

これは 中国系と思われる(少なくともアジア系)資本・事業家が主人公を引っこ抜いて、
フランスで、新たなファッション雑誌をベースにした事業を立ち上げようとした物語。

たぶん、カリーヌは、アナ・ウィンターのリーダーシップの圧力下から抜け出したかったのでしょう、
びしばし、というスタイルが嫌いだったのでしょう、
カリーヌは、部下との関係が民主的であることは映画からも伝わってくる、
なにせ、雑誌の編集の最終段階で、ページ数が多すぎることが判明、
どれを切るのか、スタッフミーティングで決めていくので、
とにかく時間がかかる。
2日? 3日? 間に合うかどうか、ギリギリになってしまう。

アナ・ウィンターなら30分はかからないだろう。

しかし問題はそこではない、以下のようなエネルギー。
現代のようにスピリチャルにも世の中が影響を受けているようになってきた
時代で事業を成功させるために必要なヒントが、
反面教師的に満載 !

第一に、ひっこぬいて大元に弓を引く。
雑誌 CR は、VOGUEフランス版に広告宣伝を載せるなら、CRには載せないと強気に出た。
よくぞ、そこまで! そしてそれは失敗に終わったことがわかる雑誌の結果を見れば。
そんなに簡単にVOGUEをgive upしないファッション企業がたくさんあったのでしょう。

第二に、全編に、CR カリーヌの怨念のようなものが感じられる。trailerをみていただくと、
グレイの屋外背景の場を、鮮やかなパープルだかピンクだかの衣装をまとったモデルがさっそうと

表れ歩いて行く、というシーンがある。鮮明、斬新さを感じさせるシーン。

雑誌CRにその写真も採用されたようです。
そのグレイの屋外背景は西洋墓地なのです。それはそれでいい、
けれども、そこにCRもチームも死んていたような世界から、自分や新たな雑誌CRが再生していくことを

示そうとしている。色使いとシーンは斬新な感覚を覚えさせるが、
載っているエネルギーは本質的に軽やかではない。

第三。いたるところに、アナ・ウィンターをあたかも国家安康君臣豊楽と同じように
呪詛(方広寺の梵鐘に刻まれた文字は、徳川家康のいいがかり、と表現され、
圧倒的に多くの日本人からそう理解されているようだが〜googleしてみると言いがかり説が圧倒的〜、

でも司馬遼太郎によると、時代考証的には当事、そういう方法の呪詛が広く行われていたということで、
ということは難癖ではなく、やはり豊臣家はなにかの願いを込めたのであろう)、

あたかも国家安康君臣豊楽と同じように呪詛するかのごとくの
シーンやコメントがいたるところに出てくる。

それほどいやなら無視してしまえばいいのに、と思うのだけれど、
映画にアナ・ウィンターがランウェイで観察しているところなどがパパッと出てくる。
アナは、ランウェイでは、自分からは全体がよく見えて、しかし回りからは自分が見えないような場所を

希望している、という有名な話があって、そういう席はないだろう、と言われるのだが、
それほど回りから見られることには抵抗がある。
にもかかわらず、映画に撮影フィルムを使ってしまうCRと資本家と、CRの方を持つ映画会社。

果たして、CRは大失敗で、
VOGUEの September Issueが、全米の女性の10人に一人、1300万人が読むのにくらべて、
桁が2つも3つも小さい状態で終わってしまった。

その原因がどこにあったのか?
センスそのものではないだろう、
フランスのファッション界を長年リードした腕利き編集長が、カリーヌなのだから。
しかし、映画を流れるエネルギーはどうか、雑誌を流れるエネルギーはどうか。
それも含めてセンスなのだろう、
そういう宇宙的なセンスで敗退したのだと、私は思う。

【人を幸せにするエネルギ−、社会を進化させるエネルギ−、過去は向かず lookig forward】

そういうクリーンなエネルギーが大切なのだな、とあらためて気づかせてくれる、
ファッション映画 3本でした。
加えて、人生と事業への真剣さを、コメティも、実話フィルムも伝えてくれます。
trailerを見て感じて、
映画も機会があればぜひ。
ファッション業界に関係のない男性ビジネスマンもぜひ。

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